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​【講演テーマ】

頚肩腕痛に対する鍼灸治療を活かすための機能的評価

~動作・呼吸・経絡の評価から原穴と筋肉へのアプローチ~

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acu.place自由が丘治療院

大饗 将司 

おおあい まさし

​【略歴】

鍼灸あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・鍼灸教員免許
臨床歴24年
acu.place自由が丘治療院

/アキュアート・トリガーポイントセミナー主宰
東京医療専門学校非常勤講師・四国医療専門学校特別講師
プロ野球選手西岡剛パーソナルトレーナー(2008~2013年)
ちふれASエルフェン埼玉チーフトレーナー(2020~2021年)

頚肩腕の痛み、しびれ、筋力低下、循環障害などを呈するものに対して、なぜこのような問題が発生したかを機能的観点から動作・呼吸・経絡を評価できれば、「施術優先部位」「根本的なアプローチ部位」などが決定しやすく、鍼灸療法を活かすことができます。
 
鍼灸院に来院する患者は、慢性状態、再発を繰り返す場合が多く、患部へのアプローチだけで症状が完治することは臨床では多くあります。症状の発生部位は、圧迫力・剪断力・伸張力などのストレスが過剰に加わって発生します。これは過剰にその部位が活動しているという事になります。そうすると機能的観点から考えた場合、活動していない部位があると考えられます。
 
頚肩腕痛では特に、環椎後頭関節・胸郭の可動性の低下・肩甲胸郭関節の不安定性・不適切な呼吸などの機能低下が影響し、症状を引き起こす可能性があります。このことを理解し動作・呼吸評価することができれば、鍼灸療法を活かしやすくなります。
 
更に経絡の状態を可動域で評価するIMAC(Integrative Movement Assessment & Conditioning )を活用することで、どの経絡の流れが滞っているかによって「選穴」し、アプローチすることで身体のベースを調え健全へ促すことで機能が向上し、症状を改善に導きやすくなります。これらの機能的観点をもとに、鍼灸療法に活かす考え方と方法をご紹介させていただきます。

​【大饗 将司先生からのメッセージ】

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