ごあいさつ
鍼灸学会Tokyo会長 山田 勝弘
鍼灸学会Tokyoは、かつて(公社)全日本鍼灸学会の下部組織としての東京地方会を継承して独立し、2008年(平成20年)に新たに発足した学術団体です。
したがいまして、現在は(公社)全日本鍼灸学会とは全く関係のない別個の学術団体であります。
鍼灸学会Tokyoの設立の趣旨は、鍼灸師、鍼灸師を目指す専門学校で学ぶ学生、また鍼灸臨床に関わる種々の団体や組織の皆様などの資質向上であり、対象は東京在住の方々のみならず全国の皆様に向けて門戸を開いております。
鍼灸学会Tokyoは、これまで年間に三回(4月、7月、12月)の研修会を開催して参りました。この数年間はコロナ禍のため対面による開催は不可能となり、2024度からは研修会、会員への連絡も全てオンライン(Zoomやメール)によるものに致しました。
今年度の4月、7月、12月に開催を予定しております研修会もオンラインによる開催や連絡方法となります。このようなオンラインによる研修会の開催はコロナ禍の現状を鑑みますと社会的な流れでありまして、今後もオンライン以外の開催は不可能であり、当面この方式による開催を継続致します。
しかし、オンライン開催のメリットもございます。それは、日本全国の遠方におられる会員の方々、また当会の設立の趣旨に賛同された日本全国の方々への有用な情報をお届け出来ることです。鍼灸学会Tokyoは、このようなオンライン開催の特質を活用し、日本全国の会員の皆様に鍼灸臨床に役立つ研修会の開催を目途に役員一同努力して参りますので、今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
現在COVID-19は、昨年5月8日以来、かぜ同様の「5類感染症」の扱いとなり、マスク装着の任意化など終息の兆しはありますが、まだまだ予断を許さない状況でございます。このコロナ禍が過ぎ去り安心な日常に戻りますことを心から願ってやみません。
会員の皆様のご健勝とご多幸並びにご活躍をお祈り申し上げます。